御用から戻ってきた千葉重太郎が竜馬に対して、勝海舟の暗殺を持ちかけます。本当に竜馬が勝海舟を切りに行くことで知り合ったのかどうかは、これは司馬さんの創作のようですね。
勝海舟
勝海舟は世にでるまでに随分時間がかかっていたのですが、ペリーの来航が彼を世に出しました。
33歳長崎でオランダ人から海軍を学ぶ
37歳軍艦操練所教師方頭取となり、元氷川下に転居しました。
一方重太郎と竜馬は、勝が毎日築地の軍艦操練所に通っているので、そこで待ち伏せして切ってしまおうということになりました。
軍艦操練所に行ったのはいいのですが、結局何もせずに千葉道場に戻り、結局氷川の勝海舟邸に行き、そこでバッサリ切ってしまおうということになり、翌日勝邸に行き、結局竜馬は勝海舟の弟子入りをしました。
実際の勝との出会いは、竜馬が松平春嶽に拝謁する機会があり、この時に勝海舟を紹介してもらったというのが本当の話のようです。