この時期になると、武市は京都に政権を移すために、まず土佐での政権を奪還するべく、家老の吉田東洋の暗殺を計画していました。
待宵月
武市宅では、那須信吾がおり、ここで那須信吾始め数名で土佐藩の家老である吉田東洋を暗殺することが竜馬に伝えられました。すでに暗殺団は結成されており、
吉田東洋 |
暗殺団は
那須信吾
大石団蔵
安岡嘉助
で、彼らが暗殺の実行することになります。
頑固家老
萩へ
暗殺計画に没頭している武市半平太らを尻目に、竜馬は遊説するべくするべく丸亀〜長州へと向かうことになりました。まずは丸亀では松木善十郎と会い、同志となります。(ただ、色々と調べてみたのですが、この人は司馬さんの創造したひとのようです。)
希望
竜馬は、丸亀、松山を経由して、三田尻に入り、ここから萩に向かい、萩に入ると久坂玄瑞宅に行きました。ここで初めて竜馬は、初めて久坂玄瑞と出会います。竜馬の長州滞在日数は10日ほどでした。
ここで竜馬、久坂玄瑞にしても双方ともに、相手を人物と認めなかったようですが、竜馬は久坂玄瑞の脱藩をして天下に志士を募ろうという言葉には大きな影響を受けたようでした。