2014年6月19日木曜日

竜馬がゆく〈2〉 土佐の風雲〜脱藩

長州から戻った竜馬を待っていた武市半平太に竜馬は、長州藩も土佐藩と同様佐幕派が幅を利かせていることを報告。半平太も落胆します。結局竜馬は脱藩、半平太は吉田東洋を暗殺し、土佐藩内の政権交代を目指すことになりました。



土佐の風雲

長州と土佐の違いは、長州は現在は長井雅楽が失脚すれば、桂小五郎、久坂玄瑞、高杉晋作と言った勤皇派が政権を握ることが可能であるが、土佐の場合は藩主や門閥が階級好きなので、仮に吉田東洋が失脚しても、一変しない。この点については竜馬はすでに土佐への忠誠心をなくしており、脱藩して他の勢力と連携するしかないという考え方。一方、武市半平太は藩を変えるという考え方で、すでに東洋暗殺団も結成してました。

一方で、世間の情勢は、薩摩藩の大久保利通が朝廷公卿工作をして、島津久光が薩兵を率いて上洛するらしいという情報が駆け巡り、勤王系武士たちは胸を踊らせ、その内のひとりとして同じ土佐勤王党の仲間である吉村寅太郎は、この久光上洛に乗じて、京都に勤王政府を作るべく、半平太と話し合いをしたものの、折り合いがつかず、脱藩を決意しました。

吉村寅太郎

吉村寅太郎は土佐でも屈指の人材で、後に天誅組の総裁となり、天誅組の変で幕軍と戦い戦死しています。辞世の句が凄まじいです。

吉野山風に乱るる楓葉は
我が打つ太刀の血煙とみよ


竜馬は、久坂玄瑞や吉村寅太郎に触発され、また固陋な土佐藩自体に愛想を尽かし、脱藩することを決め、乙女姉さんにも相談をし、OKをもらいました。



脱藩


脱藩を決意した竜馬は様々な準備を企てるものの、兄の権平らに外堀を埋められてなかなか前に進みません。そんな中、出戻りの姉お栄から前夫からもらった陸奥守吉行を一刀もらいました。このことで、お栄は前夫から咎められ、自殺をしています。

沢村惣之丞

一方で竜馬は脱藩を実行、その2週間後に武市半平太らによる吉田東洋の暗殺が実行され、成功しました。その竜馬の脱藩を助けたのが、沢村惣之丞でした。