2014年8月19日火曜日

竜馬がゆく〈4〉元治元年

大久保一翁から預けられた神戸海軍塾の練習船観光丸で神戸に戻ると、勝海舟から大阪に来いということだったので、練習を兼ねて神戸から大阪城まで観光丸で向かいました。



元治元年

大阪で勝に合流した竜馬は、勝が長崎に行くということもあり、勝に随行しました。
勝の長崎行の目的は、馬関海峡で長州が外国船に対して無差別に攻撃を加えるので、イギリスなどが艦隊を組んで報復をしようとしているために、それをやめさせるというものでした。ここで、勝が1ヶ月ほど攻撃を猶予してもらう間に、幕府と長州で調整をするということで諸外国との交渉を終え、勝と竜馬は、熊本に行き、横井小楠と会いました。これも勝が竜馬が横井小楠の知遇を得ることで、竜馬のプラスになるであろうという親心でした。
横井小楠:引用元Wikipedia
横井小楠は熊本藩の先駆的な思想のもと、松平春嶽の政治顧問として、政事総裁職の幕政改革に関わるものの、横井小楠襲撃の、いわゆる「士道忘却事件」で、肥後藩より士籍剥奪の処分を受け、志半ばで、肥後沼山津の「四時軒」へ引きこもります。

維新後は、士籍を回復され、新政府の参与(国務大臣)として登用されたが、明治2年、京都で、尊攘派浪士に暗殺されました。

熊本県では彼のゆかりの場所があり、横井小楠の旧宅が現在横井小楠記念館として現存します。

横井小楠記念館
■住所:〒861-2102 熊本市東区沼山津1-25-91
■電話番号:(096)368-6158
■FAX番号:(096)368-6158
■料金:記念館:高校生以上200円、小・中学生100円 (熊本市内の小・中学生、65歳以上は無料)
■営業時間:9時30分~16時30分
■休日:月曜(月曜日が祝日の場合は翌火曜日が休館)、12月29日~1月3日
■駐車場情報:20台駐車可能、大型の場合は前日迄の予約が必要です 無料
■関連スポット:横井小楠と維新群像,小楠公園
■特記事項:
駐車場は記念館裏(沼山津神社から右折300m、秋津川沿いに進むと記念館裏に着く)

こちらに行くには、熊本にホテルをとるのが一番かと思います。
横井小楠記念館の近辺には小楠公園もありますし、熊本駅からは熊本城も近いので、西南戦争の激戦地であった熊本城の攻防なども見ることができます。

【おすすめホテル】

ホテルニューオータニ熊本




ここから横井小楠記念館は電車等で1時間ほどです。


ちなみにこのホテルから熊本城へはというと、タクシーで10分ほどです。