はじめまして。
僕にとって司馬遼太郎さんの存在はとても大きくて、彼が1996年に亡くなった時のショックは今でも心に残っています。
僕は年齢的に50を過ぎていますが、読書は音楽と並ぶ大事な趣味ですし、この読書の楽しさというものをもし知らなかったら、僕の20歳以降の人生はつまらないものになっていたと思います。
その読書の楽しさのきっかけを教えてくれたのが、司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」でした。元々は本を読むことが好きで、勉強好きの母がとにかく本だけは読んでおきなさいと口酸っぱく言っていたのですが、全く耳を貸しませんでした。
ところが、大学に入学をし、その大学が片道で2時間近くかかるということもあり、仕方なく手にしたのが「竜馬がゆく」でした。この本を手にとって、世の中にこんなに面白い本があるのかと思ったものです。
あれから30年近く僕は常に司馬作品を読んできました。よく歴史に学ぶとか色々と言いますが、要は読んでいて楽しければいい。読んでみて他の人物のことも知りたいと思えば、その読書は成功だと思います。何故ならば、多くの本を読めば読むほど、世界が広がります。
このブログでは、多くの人に司馬作品を体験してほしいと思い、書きました。ハイパーリンクを利用することで、出来るだけ立体的に作品が楽しめるような記事を書いていこうと思います。例えば、地理的に主人公はどこにいたのかとか、縁の場所はどこか、主人公があった人物はどういう人物なのか、その人物に関連する書籍や情報の紹介、また、作品の口コミなどもご紹介しようと思います。
また、作品については章ごとに気になる場所や人物の紹介もしていく予定です。
【この記事で紹介した本】