2014年8月21日木曜日

竜馬がゆく〈5〉池田屋ノ変

勝海舟に江戸へ来いと呼ばれて江戸に向かった竜馬ですが、京都では来島又兵衛や長州周辺の様子がおかしいということで、新選組が探索を始めました。これがきっかけで古高俊太郎が逮捕され、これが元で池田屋ノ変がおこり、時代は一気に流動化します。





池田屋ノ変


池田屋ノ変は、新選組の探索で池田屋で長州系の攘夷派が京都でクーデターを起こそうという謀議を重ねてるということがわかり、そこで襲撃をした事件です。

そのきっかけとなったのが古高俊太郎を逮捕です。
この古高俊太郎邸跡に、現在は志る幸が営業をしています。
志る幸



古高俊太郎は新選組から言語を絶する拷問を受け、そこで6月5日に池田屋で同志の集会があるということを口走ってしまい、ここで、勤皇派のクーデターの策謀は間違いないということで、新選組の池田屋襲撃が計画され、実行されるに至ります。

池田屋の場所
今は、池田屋はなの舞という居酒屋さんになっています。
池田屋はなの舞


結局ここには長州藩士を含めて23人が集まり、ここで新選組に捕まっている古高俊太郎を奪還して、その後長州軍を京都に入れ、会津を駆逐して長州藩を京都守護職にし、朝議を攘夷にけっ占めるということで話はまとまりました。ちなみにこの会合には桂小五郎も参加する予定でしたが、早めに池田屋に到着をしたということもあり、近所の対馬藩邸で時間を潰していたら、池田屋での謀議に間に合わず、結果的に難を免れました。

結局勤皇派は一人をのぞいて22名が新選組に叩き潰されました。このことで長州は激怒し、兵を率いて続々と入京しました。



スーパーホテル京都・四条河原町



ここから池田屋には7分ほどで行けます。


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