2014年9月1日月曜日

竜馬がゆく(6)戦雲

当時長州では、勤皇派が京都の蛤御門の変などで惨敗し、結果的に藩政府は勤皇派が追い落とされ佐幕派が権力を握りましたが、それに対抗する勤皇派が佐幕派にしかけた絵堂戦争によって、藩内がまたもや大きく変わりました。




絵堂では、藩政府軍1000人と奇兵隊200人の戦いで、奇兵隊側の本陣となったのが金麗社です。
場所はこちら。


こちらに行くには、山口県美祢市内のホテルが良いようでして、

湯遊の郷 天宿


金麗社には車で20分ちょっとですね。

一方竜馬は、長州が元の勤王藩に戻ったことを噂で聞き、大阪の薩摩藩邸で暇を持て余していると、西郷が戻ってきました。

その中で幕府には小栗上野介忠順という者が彗星のごとく現れ、一気に幕府が強大化しつつありました。これは幕府がフランスから巨額の資金を借款し、これによって軍備を増強し、幕府に対して反抗的な諸藩を討伐し、いわゆる将軍革命を起こそうとしていました。

西郷といろいろと会談して、やはり船が欲しいということもあり、薩摩藩が船を購入してそれを竜馬に貸すという形を取る上では、本国薩摩藩に竜馬を連れいていき、直接勘定方に交渉をさせることになり、竜馬は薩摩に行くことになりました。

【小栗上野介忠順関連書籍】